合格のコツと想定問題をお伝えします!
日本で外食分野の知識や技能を試す試験が実施されています。
この試験は、特定技能外国人の方が個人で申し込むことはできず、現在は雇用している企業を通じて受験申請を行う仕組みになっています。
試験に合格し、特定技能2号を取得すると、お仕事の幅がぐんと広がります。
2号の在留資格は更新の上限がなく、長期にわたって日本で働くことが可能になります。
さらに、ご家族を日本に呼び寄せることもでき、安定して働き続けることで永住権の申請も視野に入れることができます。
スキルアップを目指しながら、より充実したお仕事に取り組み、安心して日本での生活を続けられる ーーそれが特定技能2号の大きな魅力です。
将来の可能性を広げるためにも、ぜひ試験合格を目指してチャレンジしてください。
受験資格は、次のア~エの全てを満たす人です。
ア. 試験の日に在留資格を有する人
イ. 試験日の時点で満17歳以上である
ウ. パスポートの所持
エ. 試験の前日までに外食業分野において複数のアルバイトや特定技能外国人などを指導・監督しながら接客を含む作業に従事し、サブリーダーや副店長など店舗管理を補助する実務経験(指導実務経験)を2年以上有する、または試験の前日までに指導実務経験を2年以上有することが見込まれること
※「エ」は先述した実務経験を指します。
合格基準は、満点(250点)のうち65%以上です。
「7割近くも正解しないといけないのか…」と不安に感じる方もいるかもしれませんが、心配はいりません。
試験には公式の学習テキストが用意されており、一般社団法人 日本フードサービス協会のサイトから取得できます。出題はすべてこのテキストから行われるため、しっかりと学習すれば必ず力になります。
正しい対策を積み重ねれば、合格は十分に目指せます。安心して学習に取り組んでいきましょう。
勉強は大変に感じることもありますが、学ぶ内容は実際のお仕事に直結し、日々の現場で必ず役立ちます。
未来のお仕事のために、そして自分自身のキャリアのために、しっかりと対策を重ねていきましょう。
想定問題を65本大公開!
実際の試験をイメージしながらチャレンジできる練習問題をまとめました。
ぜひ解いてみて、理解度をチェックしながら自信をつけていきましょう!
問題1
食中毒の原因として正しいものを1つ選びなさい。
1 インフルエンザウイルス
2 サルモネラ菌
3 花粉
4 ダニ
回答:2
解説: サルモネラ菌は代表的な食中毒菌で、鶏卵や食肉などから感染する。
問題2
加熱しても毒素が残り、食中毒の原因となる菌はどれですか。
1 大腸菌O157
2 ボツリヌス菌
3 黄色ブドウ球菌
4 ノロウイルス
回答:3
解説: 黄色ブドウ球菌は食品中で毒素(エンテロトキシン)を作り、加熱しても毒素が残るため注意が必要です。
問題3
生牡蠣などを原因とし、冬季に流行しやすい食中毒の原因はどれですか。
1 ノロウイルス
2 腸炎ビブリオ
3 サルモネラ菌
4 ウェルシュ菌
回答:1
解説: ノロウイルスは冬に多く、二枚貝から感染することが多いです。感染力が強いため集団食中毒につながります。
問題4
腸炎ビブリオによる食中毒の特徴として正しいものはどれですか。
1 夏に多い
2 潮干狩りや魚介類で感染することが多い
3 真水に弱い
4 上記すべて
回答:4
解説: 腸炎ビブリオは海水を好む菌で、夏に多発します。魚介類の生食が原因となり、真水に弱いという特徴があります。
問題5
ご飯や弁当などを原因に食中毒を起こす菌はどれですか。
1 ウェルシュ菌
2 セレウス菌
3 ボツリヌス菌
4 腸炎ビブリオ
回答:2
解説: セレウス菌は米飯や麺類などに増殖しやすく、加熱後に放置すると食中毒を引き起こすことがあります。
問題6
カレーやシチューなど、大量調理をして室温で放置すると増える菌はどれですか。
1 腸炎ビブリオ
2 サルモネラ菌
3 ウェルシュ菌
4 黄色ブドウ球菌
回答:3
解説: ウェルシュ菌は酸素が少ない環境で増える「嫌気性菌」で、大鍋料理を室温で放置したときに食中毒を起こしやすいです。
問題7
HACCPの目的として正しいものはどれか。
1 食品を美味しくする
2 食品の安全を確保する
3 調理時間を短くする
4 廃棄を減らす
回答:2
解説: HACCPは危害要因を分析し、重要管理点を設定する食品衛生管理手法。
問題8
ノロウイルスの消毒に有効なものはどれか。
1 アルコール消毒
2 次亜塩素酸ナトリウム
3 石けん水のみ
4 高温多湿に保管
回答:2
解説: ノロウイルスはアルコールに強く、塩素系消毒剤で処理する。
問題9
手洗いが必要なタイミングとして正しいものはどれか。
1 出勤時
2 トイレの後
3 生肉を扱った後
4 すべて
回答:4
解説: 感染防止のため、調理・接客のあらゆる場面で徹底した手洗いが必要。
問題10
異物混入防止として適切な対応はどれか。
1 帽子やマスクを着用する
2 指輪をしたまま調理する
3 爪を長く保つ
4 私物を調理場に置く
回答:1
解説: 頭髪や唾液からの異物混入を防ぐため、帽子やマスクを使う。
問題11
食品の温度管理で「チルド」と呼ばれるのは何度程度か。
1 −18℃以下
2 0〜5℃
3 10〜20℃
4 常温
回答:2
解説: チルドは0〜5℃で細菌の増殖を抑える温度帯。
問題12
調理済み食品は室温で何時間以内に食べるべきか。
1 1時間
2 2時間
3 5時間
4 10時間
回答:2
解説: 食中毒菌の繁殖を防ぐため、室温放置は2時間以内が目安。
問題13
食中毒予防の3原則はどれか。
1 清潔・加熱・冷却
2 つけない・増やさない・やっつける
3 早い・安い・美味しい
4 乾燥・保存・凍結
回答:2
解説: 「つけない」「増やさない」「やっつける」が予防の基本。
問題14
冷凍食品を解凍する方法として適切なのはどれか。
1 室温で放置
2 冷蔵庫で解凍
3 太陽光に当てる
4 常温の水に放置
回答:2
解説: 冷蔵庫内でゆっくり解凍するのが安全。
問題15
消毒用アルコールの濃度として適切なのはどれか。
1 10%
2 40%
3 70%
4 99%
回答:3
解説: 70%前後が最も殺菌効果が高い。
問題16
食器洗浄で最も重要な点はどれか。
1 見た目がきれいかどうか
2 洗剤を大量に使う
3 十分にすすぎ、乾燥させる
4 短時間で終わらせる
回答:3
解説: 残留洗剤や菌の繁殖を防ぐため、十分にすすいで乾燥させる。
問題17
食中毒菌が最も繁殖しやすい温度帯はどれか。
1 −10〜0℃
2 0〜5℃
3 10〜60℃
4 70℃以上
回答:3
解説: 10〜60℃は「危険温度帯」と呼ばれる。
問題18
調理従事者が感染症にかかった場合、どうすべきか。
1 症状が軽ければ働く
2 上司に報告して従事を控える
3 手袋をすれば大丈夫
4 マスクをすれば働ける
回答:2
解説: 食品衛生を守るため、症状がある場合は報告し従事しない。
問題19
衛生管理で「ゾーニング」とは何を意味するか。
1 調理器具の名前
2 作業区域を区分けすること
3 店舗の装飾方法
4 従業員のシフト表
回答:2
解説: 清潔区域と不潔区域を分け、交差汚染を防ぐ。
問題20
廃棄物管理で適切な対応はどれか。
1 廃棄物は長時間置いてからまとめる
2 こまめに廃棄し、密閉容器で管理する
3 開放容器に入れておく
4 廃棄物は冷蔵庫に入れる
回答:2
解説: 廃棄物は害虫や臭気の発生源になるため、密閉管理が必要。
問題21
だしを取るときに主に使われる材料はどれか。
1 鶏肉と卵
2 昆布と鰹節
3 米と麦
4 野菜と果物
回答:2
解説: 日本料理では昆布と鰹節が代表的なだしの材料。
問題22
米を炊く前に行う「研ぐ」作業の目的はどれか。
1 米の色を白くする
2 表面の糠を落とす
3 米粒を割る
4 炊飯時間を短くする
回答:2
解説: 糠臭さを取り除き、風味をよくするために研ぐ。
問題23
肉を加熱する主な目的はどれか。
1 色を変えるため
2 食中毒菌を死滅させるため
3 柔らかくするため
4 風味を良くするため
回答:2
解説: 加熱の第一目的は食品の安全確保。
問題24
野菜の下茹での目的として正しいものはどれか。
1 栄養をすべて失わせる
2 アクや臭みを除く
3 水分を増やす
4 色を黒くする
回答:2
解説: 下茹ではアク抜きや色止めのために行う。
問題25
冷蔵庫で保存すべき食品はどれか。
1 乾物
2 缶詰
3 生肉
4 密閉された瓶詰め
回答:3
解説: 生肉は腐敗しやすいため冷蔵保存が必須。
問題26
魚の三枚おろしとは何か。
1 頭と尾を落とすこと
2 骨ごと輪切りにすること
3 骨を中心に身を左右に分けること
4 皮をすべて取ること
回答:3
解説: 三枚おろしは背骨を中心に左右に分ける調理法。
問題27
野菜のビタミンCをできるだけ失わない調理法はどれか。
1 長時間ゆでる
2 蒸す
3 高温で揚げる
4 直火で焼く
回答:2
解説: 蒸すと水に溶けやすいビタミンCの流出を防げる。
問題28
食品表示法で義務付けられているアレルゲン表示の対象に含まれるものはどれか。
1 米
2 牛乳
3 トマト
4 レタス
回答:2
解説: 特定原材料7品目(卵、乳、小麦、そば、落花生、えび、かに)が義務表示対象。
問題29
調味料の「さしすせそ」の正しい順序はどれか。
1 さ=酒、し=塩、す=砂糖、せ=醤油、そ=味噌
2 さ=砂糖、し=塩、す=酢、せ=醤油、そ=味噌
3 さ=砂糖、し=酢、す=塩、せ=味噌、そ=醤油
4 さ=塩、し=砂糖、す=酢、せ=醤油、そ=味噌
回答:2
解説: 砂糖→塩→酢→醤油→味噌の順に入れると味が染み込みやすい。
問題30
「五味」に含まれないものはどれか。
1 甘味
2 酸味
3 渋味
4 苦味
回答:3
解説: 五味は甘味・塩味・酸味・苦味・うま味。渋味は含まれない。
問題31
天ぷらをカラッと揚げるために適した油の温度はどれか。
1 100℃前後
2 140℃前後
3 170〜180℃
4 250℃以上
回答:3
解説: 衣がカラッと仕上がるのは170〜180℃。
問題32
野菜を切った後に水にさらす主な目的はどれか。
1 栄養を落とす
2 アクを抜く
3 甘みを強める
4 腐敗を防ぐ
回答:2
解説: 水にさらすことでアクやえぐみを取り除く。
問題33
日本酒を料理に加える効果として正しいものはどれか。
1 甘味を加える
2 臭みを消す
3 食中毒を防ぐ
4 すべての菌を死滅させる
回答:2
解説: 日本酒のアルコール成分や香りで魚や肉の臭みを和らげる。
問題34
保存食である「漬物」による効果はどれか。
1 栄養をすべて失う
2 微生物の働きで風味を増す
3 食品を硬化させるだけ
4 腐敗を早める
回答:2
解説: 乳酸菌発酵などで保存性が高まり、栄養や風味も増す。
問題35
「だし昆布」を煮出すときに適切な温度はどれか。
1 100℃で長時間煮立てる
2 50〜60℃で加熱する
3 冷水に浸して使う
4 120℃以上で加熱する
回答:2
解説: 昆布の旨味成分グルタミン酸は60℃前後で溶け出す。
問題36
卵料理で「す」が入る原因はどれか。
1 温度が高すぎる
2 温度が低すぎる
3 調味料を加えすぎる
4 卵が古い
回答:1
解説: 高温で急に固まると水分が分離し「す」が入る。
問題37
肉の「筋切り」を行う目的はどれか。
1 旨味を逃がすため
2 硬さを防ぐため
3 色を変えるため
4 焼き色をつけるため
回答:2
解説: 筋を切ることで加熱時の収縮を防ぎ、柔らかく仕上がる。
問題38
冷凍保存する際に避けるべき状態はどれか。
1 急速冷凍
2 小分け保存
3 再冷凍
4 ラップに包む
回答:3
解説: 再冷凍は品質劣化や食中毒のリスクを高める。
問題39
炒め物を行う際に適した鍋の温度はどれか。
1 常温
2 中温(160〜170℃)
3 高温(200℃以上)
4 低温(80℃程度)
回答:2
解説: 中温で加熱すると焦げすぎず旨味が引き出される。
問題40
調理における「下味」をつける目的はどれか。
1 見た目を良くする
2 栄養を減らす
3 風味や味をつける、調理後の味なじみを良くする
4 保存期間を短くする
回答:3
解説: 下味は食材の風味を引き立て、味付けを均一にする。
問題41
接客の基本姿勢で最も重要なのはどれか。
1 お客様を観察する
2 お客様に笑顔で対応する
3 お客様に指図する
4 お客様を避ける
回答:2
解説: 第一印象を良くし、安心感を与えるのは笑顔。
問題42
「いらっしゃいませ」はどのタイミングで使うか。
1 お客様が帰るとき
2 お客様が来店したとき
3 お客様が注文したとき
4 お客様が料理を食べたとき
回答:2
解説: 来店時の挨拶が基本。
問題43
クレーム対応で最も重要なのはどれか。
1 すぐ言い訳する
2 謝罪と迅速な対応
3 無視する
4 お客様を非難する
回答:2
解説: まず謝罪し、解決に向け迅速に対応する。
問題44
接客で「報・連・相」が意味するものはどれか。
1 報酬・連絡・相談
2 報告・連絡・相談
3 報復・連携・総会
4 報知・連絡・相槌
回答:2
解説: 職場内の円滑な情報共有の基本。
問題45
外国人のお客様に接客する際、最も重要な点はどれか。
1 完璧な発音で話す
2 ゆっくり、簡単な言葉で伝える
3 声を大きくする
4 翻訳アプリに頼るだけ
回答:2
解説: わかりやすい言葉で伝えることが大切。
問題46
満席時の対応で適切なのはどれか。
1 無理に席を詰める
2 丁寧に待ち時間を伝える
3 無視する
4 入店を断る
回答:2
解説: 待ち時間を明確に伝えることで安心感を与える。
問題47
高齢者のお客様に飲み物を提供する際の配慮はどれか。
1 熱すぎない温度にする
2 大きな声で叱る
3 ストローを使わない
4 何も配慮しない
回答:1
解説: 高齢者はやけどしやすいため、温度に注意が必要。
問題48
料理を提供するときに適切な言葉はどれか。
1 「はい、これ」
2 「お待たせいたしました」
3 「早く食べてください」
4 「とりあえずどうぞ」
回答:2
解説: 丁寧な表現が信頼を生む。
問題49
お客様からの注文を復唱する目的はどれか。
1 時間稼ぎのため
2 正確に注文を確認するため
3 お客様を困らせるため
4 注文を断るため
回答:2
解説: 復唱で間違いを防ぎ、安心感を与える。
問題50
食後に使う挨拶で適切なのはどれか。
1 「ありがとうございました」
2 「いらっしゃいませ」
3 「どういたしまして」
4 「またね」
回答:1
解説: 感謝の気持ちを伝える言葉が基本。
問題51
子連れのお客様に配慮すべき点はどれか。
1 子どもに熱い料理を置かない
2 通路をふさぐ席に案内する
3 子どもに大人用の食器を渡す
4 まったく配慮しない
回答:1
解説: 安全に配慮することで安心して食事できる。
問題52
接客中に知らない質問をされた場合の正しい対応はどれか。
1 適当に答える
2 「わかりません」と正直に伝え調べる
3 無視する
4 ごまかす
回答:2
解説: 正確さと誠実さが信頼を築く。
問題53
お客様を呼ぶときに適切なのはどれか。
1 「お客!」
2 「お客様」
3 「そこの人」
4 「おい」
回答:2
解説: 敬意を持って呼びかける。
問題54
会計時に必要な配慮はどれか。
1 金額を大声で読み上げる
2 金銭を丁寧に扱う
3 雑に釣り銭を渡す
4 お客様に計算を任せる
回答:2
解説: 金銭を丁寧に扱うことがお客様への礼儀。
問題55
接客における「ホスピタリティ」とは何を意味するか。
1 経済性
2 おもてなしの心
3 速さ
4 利益優先
回答:2
解説: お客様を思いやる気持ちがホスピタリティ。
問題56
飲食店の開店前に行うべき作業はどれか。
1 清掃・点検・仕込み
2 会計処理
3 広告作成だけ
4 閉店作業
回答:1
解説: 安全で円滑な営業のため、開店準備は必須。
問題57
在庫管理の目的として最も適切なのはどれか。
1 廃棄を増やすため
2 食材のロスを減らすため
3 品切れを放置するため
4 倉庫を散らかすため
回答:2
解説: 適切な在庫管理でコスト削減と品質維持が可能。
問題58
売上の管理に用いられる書類はどれか。
1 伝票・レジ記録
2 新聞
3 チラシ
4 電話帳
回答:1
解説: 売上管理には伝票やレジ記録が基本資料となる。
問題59
飲食店で「FLコスト」と呼ばれるのは何か。
1 食材費と人件費
2 光熱費と家賃
3 広告費と雑費
4 融資と借金
回答:1
解説: FoodとLaborの合計。飲食店経営の重要指標。
問題60
従業員教育で重視すべきことはどれか。
1 マニュアルと実践両方の指導
2 放任主義
3 厳罰のみ
4 全く教育しない
回答:1
解説: マニュアルと実務経験を組み合わせるのが効果的。
問題61
シフト管理で最も重視すべき点はどれか。
1 偏りなく人員を配置する
2 同じ人ばかりに依頼する
3 無計画に組む
4 全員休みにする
回答:1
解説: 安定した運営には公平で計画的なシフトが不可欠。
問題62
店舗の原価率を下げる方法として適切なのはどれか。
1 廃棄を減らす
2 値引きを増やす
3 無駄に仕入れる
4 高級食材を大量に使う
回答:1
解説: 廃棄を減らせば食材の有効利用につながる。
問題63
飲食店の立地選びで重要な要素はどれか。
1 人通りや交通の利便性
2 周囲に何もない場所
3 車が入れない場所
4 情報が届かない場所
回答:1
解説: 集客には人通りの多さやアクセスの良さが大きく影響。
問題64
POSシステムの主な役割はどれか。
1 天気を予測する
2 売上や在庫を管理する
3 調理をする
4 音楽を流す
回答:2
解説: POSは販売時点情報管理で、売上・在庫のデータ化に有効。
問題65
飲食店における「利益」とは何か。
1 売上から経費を引いた残り
2 売上の総額
3 借金の額
4 廃棄物の量
回答:1
解説: 利益は売上高から仕入・人件費・光熱費などの経費を差し引いたもの。
実技試験は大きく2つの形式で構成されています。
ひとつは、図やイラストを見て正しい行動を判断できるかを確認する 「判断試験」。
もうひとつは、計算式を使って作業の計画を立てられるかを測る 「計画立案」 です。
ここでは、その実技試験を想定したサンプル問題をご用意しました。
本番さながらの雰囲気をイメージしながら、ぜひチャレンジしてみてください!
問題1(実技想定)
次のイラストに示された包丁の持ち方で正しいものはどれか。
(イラスト:握り方の図が提示される)
1 柄を全て握りこむ
2 人差し指をそえて軽く握る
3 刃を直接持つ
4 逆手で持つ
回答:2
解説: 包丁は柄を握り、人差し指を添える「正しい握り方」が安全。
問題2(実技想定)
次の図に示す「きゅうりの切り方」のうち、小口切りを示しているのはどれか。
(図:輪切り・斜め切り・乱切り・せん切りのイラスト)
1 輪切り
2 乱切り
3 せん切り
4 半月切り
回答:1
解説: 小口切りは細長い野菜を端から輪切りにしていく切り方。
問題3(実技想定)
盛り付け図を見て、正しい和食の配膳位置を選びなさい。
(図:左にご飯、右に汁物、奥に主菜、副菜が並んでいる配置図)
1 ご飯は右、汁は左
2 ご飯は左、汁は右
3 ご飯と汁を逆に置く
4 ご飯は真ん中
回答:2
解説: 日本の基本配膳は「一汁三菜」で、ご飯は左、汁は右。
問題4(実技想定)
下の温度計の図を見て、中心温度が正しく計測できているか判断せよ。
(図:肉の中心に温度計が刺さっている/表面だけに刺している例あり)
1 中心部に刺さっているので正しい
2 表面だけに刺しているので誤り
3 空気中に刺しているので誤り
4 鍋底に当てているので誤り
回答:1
解説: 食中毒防止のため、肉や魚は「中心温度75℃・1分以上」が基準。
問題5(実技想定)
次のイラストに示された手洗い手順のうち、抜けている部分はどこか。
(図:手のひら→手の甲→指の間→親指→爪先→手首の図解)
1 手のひら
2 指の間
3 親指
4 手首
回答:3
解説: 親指周りは汚れが残りやすく、手洗いで忘れやすい部分。
いかがでしたでしょうか?
想定問題でイメージをつかみ、テキスト学習で知識を深めれば、きっと本番も大丈夫です。
一歩ずつ準備を重ねて、自信を持って試験に挑んでください。
私たちは、あなたの合格と新しい未来を心から応援しています!